端取草
高さ、約10mほどになる落葉小喬木。花期は5月頃、横枝から出た小枝の先端に房状に白い花を下向きに多数つけ、芳香がある。花冠は5片に深く裂けるが大きくは開かない。雄しべは10本。また、果皮に有毒なサポニンを多く含んでいるので、昔は若い果実を石鹸と同じように洗浄剤として洗濯などに用いたり、サポニンには魚毒性があるので地方によっては魚の捕獲に使ったといわれる。