HOME > INDEX > 被子植物 > 単子葉植物 > ヤマノイモ科 > ヤマノイモ

 

ヤマノイモ科
ヤマノイモDioscorea japonica Thunb.

 

山の芋

ヤマノイモ科の蔓性(つるせい)の多年草。山野に自生。芋は円柱形でナガイモより細く、長さ1メートルにもなる。葉は先がとがり、基部が心臓形で、対生する。雌雄異株。夏、葉の付け根に花をつけ、雄花穂は直立し、雌花穂は垂れ下がる。実は3枚の翼をもつ。葉のわきにむかごができ、地面に落ちて増える。芋は粘りが強く、とろろや芋がゆにし、漢方では山薬(さんやく)•薯蕷(しょよ)といい滋養強壮薬とする。ヤマノイモ科の単子葉植物は熱帯から暖帯にかけ750種が分布し、ナガイモ•トコロなども含まれる。じねんじょ。じねんじょう。やまいも。(辞書©Apple Inc.)

芋のほかに、むかごを塩煎り、むかごご飯などにして食べることがある。


写真(05.9.20) 栽培
 

写真(05.9.20) むかご ¦ むかごご飯