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アケビ科
アケビAkebia quinata

 

木通

甘い果肉(種子を包む胎座)をそのまま食べたり、漬け物の甘味に利用。
果皮はほろ苦いが、内部にひき肉、きのこ類を詰めて油で揚げたり、味噌炒めにする。主に山形県では、農家で栽培される。新芽を「木の芽」と称し、おひたし、和え物などに利用。
あけび蔓でかご編みに利用される。また、種を油の原料として利用(秋田県など)。 また、つる性の茎は木通(もくつう)という生薬(日本薬局方に記載の定義による)。木通は利尿作用、抗炎症作用などがある。


写真(03.4.29) 山形市釈迦堂