木通
甘い果肉(種子を包む胎座)をそのまま食べたり、漬け物の甘味に利用。 果皮はほろ苦いが、内部にひき肉、きのこ類を詰めて油で揚げたり、味噌炒めにする。主に山形県では、農家で栽培される。新芽を「木の芽」と称し、おひたし、和え物などに利用。 あけび蔓でかご編みに利用される。また、種を油の原料として利用(秋田県など)。 また、つる性の茎は木通(もくつう)という生薬(日本薬局方に記載の定義による)。木通は利尿作用、抗炎症作用などがある。